この記事では、テーマCocoonでOGPを設定する方法を解説します。
プラグインを使用せずに簡単にOGPを設定する方法、反映されないときの対処法についても紹介します。
![](https://turicco.com/wp-content/uploads/2023/07/1690628242196-150x150.png)
SNSのX(旧:Twitter)でサイトURLを入力したときの画像が変更できますよ。
OGP設定前
Cocoonのデフォルト画像です。
![](https://turicco.com/wp-content/uploads/2024/02/ogp-0214-1-640x360.jpg)
OGP設定後
オリジナル画像に変更できます!
![](https://turicco.com/wp-content/uploads/2024/02/ogp-0214-2-1-640x360.jpg)
![](https://turicco.com/wp-content/uploads/2023/10/1698139012629-150x150.png)
注意して見るとデフォルト画像のままの人がたくさん!
サイト画像は自分で設定しないとずっとデフォルトのまま。せっかく自分のサイトをアピールできるチャンスなので、みんな同じよりイメージを伝えられるような画像があったほうがよいですね。
この画像を変更したい人は必見です。
OGPについて
OGPとは
OGP(Open Graph Protocol)とは、ウェブページの情報をSNSでシェアする際に、そのページの内容を正確かつ魅力的に表示するための規格です。OGPを使うことで、シェアされたリンクがどのように見えるかをコントロールできます。これには、タイトル、説明文、画像などが含まれます。
SNSシェアにおけるOGPの重要性
- 目を引きやすくなる
- OGPを使うと、シェアした時に表示されるタイトルや説明文、画像などを自分で決めることができます。これによりシェアされた内容が見やすく魅力的になります。
- クリックしてもらいやすくなる
- いい感じの画像や興味を引くタイトル、わかりやすい説明文があると読者はそのリンクをクリックしやすくなります。シェアした内容をもっと多くの人に見てもらえる可能性が高くなります。
- ブランドのイメージを守れる
- サイトのロゴや色を使った画像、決まったトーンの説明文を設定できるので、SNS上でも一貫したブランドイメージを伝えることができます。
OGP画像の適切なサイズと形式
画像のサイズ
主要なSNSプラットフォームで推奨されるOGP画像のサイズをまとめます。
- Facebook
- 推奨サイズ: 1200 x 630ピクセル
最小サイズ: 600 x 315ピクセル
- 推奨サイズ: 1200 x 630ピクセル
- X(旧:Twitter)
- 推奨サイズ: 1200 x 675ピクセル
最小サイズ: 600 x 335ピクセル
- 推奨サイズ: 1200 x 675ピクセル
形式とファイルサイズ
- ファイル形式
- JPEGまたはPNG(PNGは透明部分を含む画像に適しています)
- ファイルサイズ
- 1MB以下が推奨(SNSによって異なる場合がありますが、通常これを超えると読み込みが遅くなります。画像圧縮してできるだけ軽量化するのが望ましいです)
![](https://turicco.com/wp-content/uploads/2023/07/1690628323192.png)
当サイトはアイキャッチを含め、使用する画像は50KB程度までサイズを落としています。
CocoonでのOGP設定の特徴
以下にテーマCocoonにおけるの特徴をまとめます。
プラグイン不要の手軽さ
Cocoonはプラグインを使わずにOGP設定を簡単に設定することができます。Cocoon設定から設定を有効化するだけでOGPのmetaタグが自動的に挿入されます。
設定できるOGP画像
Cocoonで設定するOGP画像は2種類あります。
- サイト画像(ホームイメージ)
- OGP設定が必要(今回設定するところ)
- 個別記事の画像
- アイキャッチが自動的に優先されOGP画像として反映される
2か所の画像がありますが、個別記事の画像にはアイキャッチが自動的に優先されOGP画像として反映されるため設定は不要。サイト画像(ホームイメージ)のみOGP設定が必要となります。
CocoonでのOGP設定方法
OGPを設定する具体的な方法を解説します。
- Step1Cocoon設定
ダッシュボード→Cocoon設定 → OGP のタブを選択します。
- Step2ホームイメージ設定
下の方にホームイメージの項目があるので選択をクリックして任意の画像をアップロードして設定します。最後に保存するボタンを忘れずにクリック。
設定はこれで完了です。ですがすぐには反映されないことがあります。
OGPが反映されない場合の対処法
この設定をおこなってもすぐに反映されない場合、キャッシュが影響していると考えられるので削除しておきましょう。
Cocoonのキャッシュを削除
Cocoon設定 → キャッシュ削除 → SNSキャッシュを削除します。
![ogp](https://turicco.com/wp-content/uploads/2022/09/Screenshot_2022092.png)
X(Twitter)のキャッシュを削除
合わせてアプリの設定でX(Twitter)のキャッシュも削除します。
![ogp](https://turicco.com/wp-content/uploads/2022/09/Screenshot_20220711-133120_1-500x404.png)
しばらく待つ
キャッシュを削除してもすぐには反映されないので、ここまでの設定が終わったらしばらく待つといつの間にか反映されています。
![](https://turicco.com/wp-content/uploads/2023/07/1690628303931-150x150.png)
私の場合は1時間後に確認したら反映されていました。
アイキャッチ画像を変更したときの対処法
個別記事を投稿する場合にはアイキャッチ画像を登録しておけば、自動的にOGP画像として反映されます。
ところが後からアイキャッチ画像を変更すると反映されないことがあるので、その場合に使えるツールをご紹介します。
Card validatorを使ってキャッシュ削除
OGPで設定した画像の確認と同時に、キャッシュを削除してくれます。便利!
![ogp](https://turicco.com/wp-content/uploads/2022/09/20220929_153803_0000.png)
- 画像を確認したいページのURLを入力する
- 「プレビューカード」をクリック
![](https://turicco.com/wp-content/uploads/2023/07/1690628242196-150x150.png)
簡単!これだけでOGP画像が反映されますよ。
OGP設定のための追加情報
固定ページと投稿ページ個別のOGP設定
それから、別途固定ページを作成して、それをトップページにしているサイトもありますよね。
その場合の方法は2つ。
- アイキャッチ画像を設定する
- SNS画像を設定する
ホームイメージの設定と優先度
アイキャッチ画像を設定する
個別記事と同じようにアイキャッチ画像を設定すると自動的にOGP画像として反映されます。
SNS画像を設定する
または、投稿編集画面のサイドバー投稿タブでSNS画像を設定します。
![ogp](https://turicco.com/wp-content/uploads/2022/09/20220930-123525_1-500x251.png)
優先順位は アイキャッチ画像 < SNS画像となるので実際に設定するのはSNS画像だけで表示されます。
投稿・固定ページをシェアしたときの画像の優先順位は以下の通りです。
- SNS画像
- アイキャッチ画像
- 本文中に最初に出てくる画像(Cocoon設定>画像タブでアイキャッチ自動設定を有効にするにチェックを入れている場合)
- NO IMAGE画像で設定した画像(Cocoon設定>画像タブの一番下)
- ホームイメージの画像(Cocoon設定>OGPタブ)
Cocoon/OGP設定まとめ
![イメージ画像](https://turicco.com/wp-content/uploads/2024/01/img0127-2.png)
以上、OGPの設定方法について解説しました。サイトや記事の雰囲気、イメージを読者に伝えてPVアップ!OGP画像がデフォルトのままの方は設定してみてはいかがでしょうか。
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