今回はページ内リンクについて。
(アンカーリンクとも呼ばれます)

ページ内リンク?普通のリンクとは違うの??

同じページ内の途中にジャンプするイメージです!例えば下のボタンをクリックしてみてね。(戻るボタンでここに戻ってこれます)

飛んで戻ってこれたでしょうか?
こういった感じで同じページ内の途中へリンク(ジャンプ)する方法をご紹介します。
ページ内にリンクする方法/アンカーリンク
- STEP1リンク先(着地点)にid名(アンカー)を指定する
<h2 id="id名">ここに着地します</h2>
- STEP2リンクを作成し、指定したIDへジャンプさせる(#をつける)
<a href="#id名">ここからジャンプ</a>
- STEP3完成
プレビュー画面で動作確認

リンク先にid名(アンカー)をつけて、それを目印にリンクさせるイメージですね!
では具体的に設定していきます。
リンク先にid名(アンカー)を設定する
ここに飛びたい!という位置(着地点)のタグに目印となるid(アンカー)を指定します。
例えば特定のh2見出しにジャンプしたい場合はこのように記述します。
<h2 id="midashi1">ここに着地します</h2>
- <h2>のタグの中に半角スペースをあけてid=”○”を追加する
- id名はで分かりやすいように任意に決めてOK 半角英数字
- 見出しタグの他に段落の<p>や<div>などでも良く、移動先にタグの指定はありません
Cocoonのブロックエディタだとこのアンカー指定がとても簡単です。
- 該当のブロックを選択
- メニュー内「高度な設定」→「HTMLアンカー」の欄に任意のid名を入力するだけ!

リンク(ジャンプ)させるボタンを作成する
HTMLでリンクさせるときには<a>タグを使います。
他のページにリンクする場合
通常、例えば当サイトの「ホームページに戻る」といった通常のリンクをつけたい場合、HTMLはこのように記述します。
<a href="ここにURL">ホームページに戻る</a>
- <a>タグの中に href=”ここにURL”のように、URLを” “(半角ダブルクォーテーション)で囲んで記述します
- <a></a>タグで囲みます
同じページ内にジャンプする場合
これを他のページではなく同ページの特定の場所にする場合は、URLの部分を先頭に#(半角)をつけたid名にするだけです。
ブロックエディタの場合、このリンク手順がより簡単にできます。
- リンクさせたいテキストを選択
- URLに#をつけてid名(アンカー)を入力
- 確定させる


意外に簡単なのだ
応用編/他のページの途中にリンクしたいとき
応用編で違うページの途中にリンクすることもできます。
応用編と言っても他ページにアンカーをつけてリンク設定する基本は同じ!
- 飛びたいところのタグにidを指定する(同様)
- リンクボタンを作成する
リンク作成の仕方がポイントで、a href=”〜”の中を“飛びたいページのURL/#id名”とします。
例<a href="https://turicco.com/#midashi">ここからジャンプ</a>
リンクボタンに装飾をつけることもできます
<a >タグだけでは通常のテキストリンクになりますが、CSSを使ってボタンのように見せる装飾をつけることもできます。
スムーズにスクロール動作させたいとき
リンクだけだと一瞬で飛ぶジャンプなのですが、それをスクロールしたいときはこのCSSを追加します。これだけでスムーズな動作が実現!
html {scroll-behavior: smooth;}
当ページカスタマイズでも使用しています
先日、ご紹介しましたアピールエリアを用いたカスタマイズについて。
ワードプレス有料テーマ「SWELL」 風に仕上げたトップページのscroll部分でも今回ご紹介するページ内リンクを使用しています。

まとめ/覚えておくと便利です
- id(アンカー)を設定する方法
- <a>タグを使ったリンクの書き方
- ブロックエディタでの簡単操作
以上についてご紹介しました。
意外と簡単だったのではないでしょうか?
素早く、的確に目的の場所へ飛べる操作性はユーザビリティが上がり、SEOにも期待が持てます。知っておくと便利ですね!

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