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ワードプレスの箇条書きリストデザイン/点の色を変えるカスタマイズ(ul要素)

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箇条書きリストのデザインはデフォルトではシンプルな黒い点(ディスク)が表示されます。このデザインをカスタマイズして、箇条書きの点の色を変更する方法を解説します。

  • リスト1
  • リスト2
  • リスト3

サイトのメインカラーとリストに統一感をだしたいときにおすすめ。

可愛いカラーの箇条書きリストを作りたい方はご覧ください。

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この記事を書いた人

はっちゃんです
吹き出し/女性
  • ブログ好きな40代主婦
  • CocoonサイトをCSSでカスタマイズ
  • 2020年1月1日ブログ開設
  • ドメインパワー40
  • 2023年~有料記事公開
    • →累計310件(月間約20件)購入いただきました

箇条書きリストデザインのカスタマイズイメージ

以下のように、箇条書きの点の色や形を変更することができます。

カスタマイズ前
  • リスト1
  • リスト2
  • リスト3

デフォルトでは普通の黒い点です。

カスタマイズ後
  • リスト1
  • リスト2
  • リスト3

点を少し大きくしてピンクにします。

この記事ではCSSを使用します。

作業前にはバックアップをおこない、編集は子テーマを使用しましょう。

\Cocoonの場合はこちらを参考にしてください/

子テーマのスタイルシートを使用します。

  1. 管理画面の「外観」から「テーマファイルエディター」をクリック
    • Cocoon Child: スタイルシート (style.css) のページが開きます
  2. 元から書いているコード(テーマ情報)は消さずにCSSを記述します
    • /* 子テーマ用のスタイルを書く*/から下の行に追加しましょう

子テーマ(Cocoon child)が選択されていることを確認します

CSS編集/スタイルシート

参考記事 Cocoonカスタマイズ/HTML・CSSの編集とワードプレスをバックアップする方法

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HTMLで箇条書きを作る方法

HTMLを使って箇条書きリストを作成するには、以下のタグを使用します。

  • <ul>(アンオーダードリスト):順序のないリストを作るためのタグ
  • <ol>(オーダードリスト):順序のあるリストを作るためのタグ
  • <li>(リストアイテム):リストの各項目を表すためのタグ

基本的に、<ul> + <li> または <ol> + <li> のセットで使用します。

ブロックエディタではリスト機能を選ぶだけで、自動的にHTMLが生成されます。

タグの使い方例

番号なしのリスト(<ul>タグ)

番号のない箇条書きを作る場合、<ul>タグで全体を囲み、各項目を<li>タグで囲みます。

<ul>
  <li>1つめの項目</li>
  <li>2つめの項目</li>
  <li>3つめの項目</li>
</ul>
ブラウザでの表示例
  • 1つめの項目
  • 2つめの項目
  • 3つめの項目

番号ありのリスト(<ol>タグ)

番号付きの箇条書きを作る場合は、<ol>タグを使用します。

<ol>
  <li>1つめの項目</li>
  <li>2つめの項目</li>
  <li>3つめの項目</li>
</ol>
ブラウザでの表示例
  1. 1つめの項目
  2. 2つめの項目
  3. 3つめの項目
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箇条書きのリストデザイン/点の色を変える3つの方法

番号なしリストの先頭につく点(・)をカスタマイズするには3つの方法がありますが、基本的に①②の擬似要素を使う方法だけ覚えておけば困りません。

クリックでリンクします
方法メリットデメリット
擬似要素 ::beforeを使う 推奨高いカスタマイズ性
どんなデザインにも対応可能
CSSの記述が多い
(コピペOK
擬似要素 ::markerを使う 簡単CSSの記述が少ないブラウザ制限がある
項目のliをspanで囲んで色を変えるCSSの記述が少ない手間がかかる

ひとつずつ紹介します。

①疑似要素::beforeを使う 推奨

::beforeを使用すればリストアイテムの前にデザインを自由に追加できます。この方法はブラウザの制限がなく、ほぼすべてのデザインに対応できるため最もおすすめです。

実装手順
  1. CSSの設定(初回のみ)
  2. リスト(箇条書き)にクラスを追加する
    • →「ullist」と入力

箇条書きを作ってクラスを設定するだけ。

CSSの設定

以下のCSSコードを子テーマのスタイルシート(style.css)に追加します。

/* カスタマイズされたリストの点 */
.ullist {
    list-style: none; /* デフォルトの点を消す */
    line-height: 1.8; /* 行間を広げる */
}

.ullist > li { 
    position: relative; /* 点の配置基準 */
}

.ullist > li:before {
    content: ''; /* 点の内容を空に */
    background-color: pink; /* 点の色 */
    position: absolute; /* 点の位置 */
    top: 11px; /* 垂直位置の調整 */
    left: -1em; /* 水平位置の調整 */
    width: 7px; /* 点の幅 */
    height: 7px; /* 点の高さ */
    border-radius: 50%; /* 点を丸くする */
}

このCSSコードは、箇条書きの前に「ピンクの丸い点」を表示するためのものです。

  • .ullist
    • list-style: none;デフォルトのリストマーカー(黒い点)を非表示にします。
    • line-height:1.8;行間を広げてみやすくします。
  • .ullist > li
    • position: relative;点(::before)の位置調整の基準に設定します。
  • .ullist > li:before
    • background-color: pink;点の色をピンクに指定します。色を変更したい場合はここを編集してください。
    • content: '';:デザイン目的で疑似要素を追加する際に使用します。
    • position: absolute;:位置を自由に調整できるようにします。
    • top: 11px;:点の垂直位置を少し下に調整。行間を変更した場合は top の値も調整してください。
    • left: -1em;:点をリスト項目の左側に少し寄せます。
    • width: 7px; height: 7px;:点の大きさを設定します。例では7ピクセルの丸を指定しています。
    • border-radius: 50%;:点を丸くする指定です。四角形にする場合はこのプロパティを削除してください。
  • @media screen and (max-width: 480px)
    • スマホのように画面幅が480px以下の場合のスタイルです。
    • .ullist > li:beforetop: 11px; が再指定されていますが、特に変わらずそのまま同じ高さで表示されます。
補足
  • 点の位置調整
    • 行間(line-height)を変更すると点の位置がずれる可能性があります。その際はCSS内の top の値を調整してください。
  • デザインの変更
    • 色を変更したい場合:background-color を希望の色に変更します。
    • 点のサイズを変更したい場合:widthheight の値を調整します。
    • 点を四角形にしたい場合:border-radius を削除してください。

クラスの追加方法(ブロックエディタの場合)

箇条書きを作ってクラスを追加し、リストデザインを反映させます。

  1. リストの親要素(ul タグ)を選択します。
  2. サイドメニューの「高度な設定」→「追加CSSクラス」に ullist を入力します。

子要素(li)ではなく親要素(ul)にクラスを追加してください。

追加CSSクラス

これだけでOK!!

以下のHTMLコードが作られ、カスタマイズが反映されます。

<ul class="ullist">
   <li>1つめの項目</li>
   <li>2つめの項目</li>
   <li>3つめの項目</li>
</ul>

See the Pen list(class) by はっちゃん (@hacchan) on CodePen.

\便利な「追加CSSクラス」の使い方/

②疑似要素::markerを使う

CSSの疑似要素 ::marker を使うと、リストアイテム(<li>)のマーカー部分(点や番号)の色やサイズを直接変更できます。

ただし、::marker はすべてのブラウザで完全にサポートされているわけではありません。主にモダンブラウザで動作し、古いブラウザでは適用されない場合があります。

::markerの使い方

以下は点の色を赤にする例です。

<ul>
  <li>1つめの項目</li>
  <li>2つめの項目</li>
  <li>3つめの項目</li>
</ul>
li::marker {
  color: red; /* 点の色を赤色にする */
}
  • li::marker
    • リストアイテム(<li>)の「マーカー部分」(点や番号)にスタイルを適用します。
    • color: red;
      • マーカーの色を赤に変更します。別の色を指定したい場合は希望の色名や色コードを指定してください。
ブラウザ表示例

上記のCSSを適用すると、以下のようにリストが表示されます。

  • 1つめの項目
  • 2つめの項目
  • 3つめの項目

主要ブラウザのサポート状況

::markerの疑似要素のブラウザサポート状況は以下の通りです(2024年11月現在)。

ブラウザ対応状況バージョン
Google Chromeサポート済み88以降
Mozilla Firefoxサポート済み85以降
Safari (macOS/iOS)サポート済み14.0以降
Microsoft Edgeサポート済み88以降
Operaサポート済み74以降
Android WebViewサポート済み88以降

最新のブラウザでサポートされていますが、古いバージョンのブラウザでは正常に表示されないことがあります。特にInternet Explorerや古いSafariなどではサポートされていない場合があります。

サポートされるプロパティ

以下のCSSプロパティが::markerでスタイリング可能です。

  • color
  • font-family
  • font-size
  • content

背景色(background-color)やボーダー(border)を設定することはできません。点の色やサイズを変更するだけに限定されます。

li(リストの項目)をspanで囲む

リストアイテムの内容を<span>タグで囲んでスタイルを個別に設定する方法もあります。この方法はリストの各項目に対して細かいカスタマイズをおこないたい場合に便利ですが、HTMLが少し冗長になる点がデメリットです。

<span>は特に意味を持たないインライン要素です。改行を伴わず周囲のテキストと一緒に表示されるため、部分的なスタイルを追加するのに適しています。

実装方法
  • Step1
    <li>タグの中に<span>タグを入れる

    リストアイテムの内容をそれぞれ<span>タグで囲みます。

    <ul>
      <li><span>1つめの項目</span></li>
      <li><span>2つめの項目</span></li>
      <li><span>3つめの項目</span></li>
    </ul>
  • Step2
    リストに色を付ける

    リストの基本的な文字色(この場合はピンク)を指定します。このスタイルはリスト全体に適用されます。

    ul li {
      color: pink;
    }
  • Step3
    spanタグに色を付ける

    <span>タグで囲まれた部分に対して異なるスタイル(この場合は黒色)を適用します。リスト全体のスタイルを上書きして個別に色を変更することができます。

    ul li span {
      color: black;
    }

See the Pen list-span by はっちゃん (@hacchan) on CodePen.

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箇条書きのリストデザイン/点の色を変えるカスタマイズまとめ

以上、箇条書きリストのデザインをカスタマイズする方法を3つご紹介しました。

この記事で紹介した方法は比較的シンプルなCSSやHTMLのカスタマイズなので初心者の方でも試しやすいです。①の::beforeを使ったカスタマイズが最もおすすめですが、必要に応じて他の方法も活用しサイトに合ったデザインを楽しんでください。

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Profile
はっちゃん

40代、小中学生の息子の母。
当サイトで使っているワードプレステーマCocoonのデザインカスタマイズ、ブログ運営のことを主に発信しています。

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