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CSSでなめらかに点滅させる方法(コピペOK)

アイキャッチ|点滅 テーマ共通
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要素を「点滅」させるアニメーションは、

  • 注意を引きたいとき
  • セールやキャンペーンの強調
  • 警告や注意メッセージの表示

などに効果的です。

この記事では、「ゆっくり、なめらかに点滅する」CSSの実装方法を紹介します。

この記事で使うアニメーションの基本的仕組みはこちらの記事で詳しく解説しています!

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About meこの記事を書いた人

はるみです
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ブログ好きな40代主婦です。
2020年1月1日にWordPressを始め、
Cocoonをスキンなしでカスタマイズ。

  • ドメインパワー : 40
  • 2023年より有料記事公開
    累計510件(月間約20件)のご購入実績
    (2025年10月現在)
  • カスタマイズを丁寧にサポート

CSS点滅アニメーションの実装方法

点滅を実装するには、たった2ステップです。

  1. CSSを記述する(最初に1回だけ設定すればOK)
  2. 点滅させたい要素にクラスを追加する

以下のコードを子テーマのスタイルシートに記述します。

  1. WordPress管理画面で 「外観」→「テーマファイルエディター」 を開く
  2. 子テーマ(Cocoon Child)が選択されているか確認
  3. ファイル一覧から 「Cocoon Child: スタイルシート (style.css)」 を開く
  4. 既存のコードは消さず、/* 子テーマ用のスタイルを書く */ の下の行に追加
CSS編集/スタイルシート

参考記事 Cocoonカスタマイズ|HTML・CSSの編集とワードプレスをバックアップする方法

/* 点滅アニメーションの定義 */
@keyframes blinking {
  0%   { opacity: 0; }
  100% { opacity: 1; }
}

/* 点滅アニメーションを適用 */
.blink {
  animation: blinking 1s ease-in-out infinite alternate;
}

コードの意味

  • @keyframesによるアニメーションの定義

@keyframes blinkingは、点滅アニメーションの動きを定義します。

  • 0% { opacity: 0; }:開始時点(0%)で、要素の透明度を0(完全に透明)
  • 100% { opacity: 1; }:終了時点(100%)で、要素の透明度を1(完全に表示)

これで要素が透明(見えない状態)から表示(見える状態)へと変化する動きが定義されます。

  • .blinkクラスの適用

.blinkは、点滅アニメーションを適用したいHTML要素に付けるクラス名です。このクラスを適用することで、指定した要素にアニメーションが実行されます。

animation: blinking 1s ease-in-out infinite alternate;

  • blinking:使用するアニメーション名(@keyframesで定義した名前)。
  • 1s … 1秒で切り替わる
  • ease-in-out … 始まりと終わりをなめらかに
  • infinite … 無限に繰り返す
  • alternate … 往復(透明 → 表示 → 透明…)

この値を調整すれば、点滅の速さや雰囲気を自由に変えられます。

HTMLでクラスを追加する

CSSを用意したら、点滅させたい要素に blink クラスを付けます。

方法①:WordPressブロックエディタで設定(簡単)

  1. 点滅させたいブロックを選択
  2. 右サイドバー → 高度な設定 → 追加CSSクラスblink と入力
覚えておくと便利

「追加CSSクラス」を使えば、記事本文や見出し、ボタンなど 特定のブロックだけ 点滅させることができます。

方法②:HTMLコードを直接入力

以下のように、「カスタムHTML」でクラスを指定します。

<p class="blink">この部分の文字を点滅</p>

部分的に使いたいときは <span> タグを使うと便利です。

<p>例えば、<span class="blink">ここを点滅させたい</span></p>
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CSSで点滅させる応用例

基本の点滅以外にも、CSSアニメーションを工夫すると「見せ方のバリエーション」を増やせます。ここではよく使える5つの応用パターンを紹介します。

DEMO

See the Pen CSSで点滅(なめらか) by Turicco (@Turicco) on CodePen.

応用1:カクカク点滅

/* --- 応用1:カクカク点滅 --- */
@keyframes blink-simple {
  0%, 100% { opacity: 1; }
  50% { opacity: 0; }
}
.blink-simple {
  animation: blink-simple 1s step-start infinite;
}

機械的に ON/OFF が切り替わるような点滅 を表現できます。注意や警告アイコンの演出に向いています。

応用2:背景色が点滅

/* --- 応用2:背景色を点滅 --- */
@keyframes bg-blink {
  0%, 100% { background-color: #fff; }
  50% { background-color: #ffeb3b; }
}
.bg-blink {
  animation: bg-blink 1s infinite;
  padding: 10px;
  display: inline-block;
}

背景が点滅するので、ボタンや注意文言を目立たせたいときに使えます。

応用3:文字色が点滅

/* --- 応用3:文字色を点滅 --- */
@keyframes color-blink {
  0%, 100% { color: #333; }
  50% { color: #e91e63; }
}
.color-blink {
  animation: color-blink 1s infinite;
}

文字そのものが点滅するため、「重要!」などの強調表示に最適です。

応用4:拡大縮小しながら点滅

/* --- 応用4:サイズを拡大縮小 --- */
@keyframes scale-blink {
  0%, 100% { transform: scale(1); opacity: 1; }
  50% { transform: scale(1.2); opacity: 0.5; }
}
.scale-blink {
  animation: scale-blink 1s infinite;
  display: inline-block;
}

点滅に加えてサイズ変化もあるので、ポップで目を引く演出ができます。CTAボタンに使うと効果的。

応用5:枠線が点滅

/* --- 応用5:枠線を点滅 --- */
@keyframes border-blink {
  0%, 100% { border: 2px solid #ccc; }
  50% { border: 2px solid #f44336; }
}
.border-blink {
  animation: border-blink 1s infinite;
  padding: 5px 10px;
}

枠線が点滅するので、ボックスやカード型の要素を目立たせたいときに便利です。

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点滅を使うときの注意点

点滅は目立ちますが、多用すると…

  • 読みにくくなる
  • UX(ユーザー体験)が低下する
  • 視覚的に疲れやすい

うるさくなってしまうので「どうしても強調したい部分」に限定して使いましょう。

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CSS点滅アニメーション|まとめ

この記事では、CSSで要素を点滅させる方法を紹介しました。

  • 基本実装@keyframesanimation を使い、クラス .blink を追加するだけでOK
  • WordPressブロックエディタなら「追加CSSクラス」で簡単に適用可能
  • 応用例として、カクカク点滅・背景色や文字色の点滅・拡大縮小アニメーションなども作成できる
  • 注意点:多用すると読みにくくなるため、強調したい箇所にピンポイントで使うのがおすすめ

「セール告知」「注意喚起」「ここを見てほしい!」という場面で使えば、効果的にユーザーの目を引くことができます。

さらにCSSアニメーションの基本を理解したい方は、以下の記事も参考にしてみてください。

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