
アドセンスに合格したい
合格を願ってブログを始めた方が多いかと思います。
この記事では、当サイトを例として合格率を上げるために有効と思われる対策をご紹介します。

当サイトは開設1ヶ月、1回で審査を通過しアドセンスを導入しました!
ブログ開設初期でもアドセンスに合格することは十分可能ですので、これから挑戦する方はご覧ください。
Googleアドセンスとは

Google AdSense(グーグルアドセンス)とは、Googleが提供する広告配信サービス。
Webサイトで広告収益を得るには大きく2つの方法があります。
- 成果報酬型:商品購入・サービス申込により報酬が発生する
- クリック報酬型:広告がクリックされることで報酬が発生する
アドセンスはそのうちの②クリック報酬型になり、広告をウェブサイトに掲載し実際にクリックされる、または表示されることでサイトの運営者に報酬が発生します。
クリック報酬型では、ユーザーがクリックした後で商品を購入するか否かは問われず、クリックの有無が判定の対象になります。
広告コードをサイト内に設置すると最適な広告が自動的に配信される仕組みになっており、広告主にとっては広告を効果的に配信する手段として、またウェブサイトの運営者にとっては収益を上げる手段として人気があります。
Googleアドセンスで得られる収益の目安

クリックされるだけという簡単な条件で、実際にどれくらいの収益が発生するのかは気になるところですね。
収益の目安は下記の計算式で求められます。
Webサイトの閲覧回数 × 広告のクリック率(CTR) × 広告のクリック単価」
アドセンスのCTRは1~2.5%程度、クリック単価は20~30円程度が一般的。
月間PV数 (ページビュー) | アドセンス収益 |
---|---|
1万PV | 1,000円 |
3万PV | 3,000円 |
5万PV | 5,000円 |
10万PV | 10,000円 |
15万PV | 15,000円 |
20万PV | 20,000円 |
30万PV | 30,000円 |
40万PV | 40,000円 |
70万PV | 70,000円 |
100万PV | 100,000円 |
個人ブログを始めた場合にまずは月間1万PVを目標にすることがありますが、それを考えると大きく収益を得るにはより多くのアクセスが必要ということが分かります。
Googleアドセンスを始めるには審査に合格することが必要
アドセンスを始めるにあたり最初のハードルは、
Googleの厳しい審査があること。
アドセンスの審査は申請する際に行われ、Googleがウェブサイトの品質とコンテンツの適切性を確認し、AdSenseポリシーに準拠しているかどうかを評価します。
一般的に以下のような要素が評価されると考えられます。
- 記事の品質
- コンテンツが充実しており有益な情報であること。AdSenseポリシーに違反するコンテンツは許可されません。(成人向け、違法、暴力的なコンテンツなど)
- サイトの見やすさ
- 読みやすく広告表示に支障がないこと。広告が視認性を損なうようなデザインや、読者を混乱させる広告配置は避ける必要があります。
- アクセスと運営状況
- ウェブサイトが一定のトラフィックを持ち運営者が適切に管理していること。新しいサイトの場合、一定期間の運営実績やアクセスが必要とされることもあります。
審査結果は通常数日から数週間で通知されます。
審査に合格した場合、AdSense広告をウェブサイトに配置して収益を得ることができ、もし審査に不合格だった場合でも修正を加えて何度でも再申請できます。
審査を通過するためにはAdSenseポリシーを遵守し、高品質なコンテンツを提供しましょう。
以前は無料ブログで日々の日記を書いているだけの内容でも審査が通過できたのですが、2016年頃からGoogleの規約が変わり、独自ドメインを取得しないと審査に通りにくくなりました。
可能性としては、無料のブログサービス(初期設定で使われるURL)でも審査をクリアできることもある(2022年4月現在実例あり)のですが、実際は難しいと考えられます。
Googleアドセンスに申請前にする具体的な対策6つ
審査の基準は非公開となっていますが、必須だと思われる共通項目がいくつかありますので対策しておきましょう。
- ブログを開設する
- プロフィールページを作成
- サイトマップの作成
- お問い合わせフォームの設置
- プライバシーポリシー作成
- 記事の作成
1.ブログを開設する

基本的に、アドセンスで収益を得るためには独自ドメインを使いましょう。
- STEP1レンタルサーバー契約
- エックスサーバー
- ConoHa WING(コノハウィング)
- mixhost など多くのサーバー会社があります。
- STEP2ドメインの取得
- お名前.com
- Xserverドメイン 等から取得できます。
- STEP3WordPressのインストール
- エックスサーバー なら「WordPress 簡単インストール 」が使えて導入が簡単!
会社やプランによって料金、システム、スペック等に違いあるので、よく考えて自分にサイトにあったレンタルサーバーを選びましょう。(安ければいいというわけではありません)
サーバー会社に迷う場合は、国内シェアNo.1で総合的にバランスのとれているエックスサーバー、最速でドメインが2つ使えるConoHa WING(コノハウィング)を選べば間違いありません。
- WordPress簡単インストール
- 無料独自SSL
- 自動バックアップ
特に自動バックアップ機能が優秀。実際、当サイトが不測のアクシデントが起こりサイトが壊れてしまったとき、自動バックから簡単に復旧できた経緯があります。
2.プロフィールページを作成

どんな人物が運営しているサイトなのか、プロフィールがあることによって信頼度が上がる部分です。誰が情報を発信しているのかというところもGoogleは重視しています。
当サイトでは別途プロフィールページを追加しました。(固定ページを使用)
3.サイトマップの作成

目次のような役割である、サイト全体の構成を示すマップを二種類作成。
HTML形式:ユーザー用
プラグイン
『PS Auto Sitemap』を使用
2021年2月現在、テーマ『Cocoon』のショートコード機能で簡易的なサイトマップを作成できるためプラグインは使用していません。
XML形式:検索エンジン用
プラグイン『Google XML Sitemaps』を使用
こちらはアドセンス対策よりも、検索エンジンにコンテンツを認識してもらうためのSEO対策でとても大切なものです。
4.お問い合わせフォームの設置

お問い合わせフォームを設置することで外部からの意見や注文などを受け付けられるようになります。
プラグインを使う方法「Contact Form 7」
WordPressのお問い合わせフォームで多く使用されているのは「Contact Form 7」という日本製のプラグイン。
管理画面から簡単に問い合わせフォームを作成できます。
プラグインを使わない方法「エックスサーバーのメールフォーム」
また、プラグインを使わない方法として、エックスサーバーのメールフォーム機能もあります。
当サイトでもエックスサーバーでこのようなお問い合わせフォームを作成しました。

参考 当サイトのお問い合わせページ
公式 メールフォーム設置手順(エックスサーバー)
他にはGoogleフォームでもお問い合わせフォームを作成できます。(無料)

プラグインを増やしたくない人にオススメです。
5.プライバシーポリシー作成

ブログを運営する上で下記に該当する場合は、個人情報の扱いなどについて必ず書いておいた方がよいものです。
- コメント欄、お問い合わせフォームを設置する
- 広告を掲載する
- ブログにアクセス解析のツールを入れる
当サイトはネットから雛型をお借りして、自分のブログに合った内容に編集しました。
ポイント:Amazonアソシエイトには定型文を記載する
ここで注意するべきことは、Amazonアソシエイト・プログラムを利用する場合、掲載する文面が決まっていますので運営規約で確認が必要です。
Amazonアソシエイト・プログラム運営規約の変更(2021年3月)
2021年3月に規約が改訂され、Amazonアソシエイト申請にあたってプライバシーポリシーに記載すべき内容が変更となりました。
「[乙の名称を挿入]は、Amazon.co.jpを宣伝しリンクすることによってサイトが紹介料を獲得できる手段を提供することを目的に設定されたアフィリエイトプログラムである、Amazonアソシエイト・プログラムの参加者です。」の文言を表示しなければなりません。
5. 乙がアソシエイトであることの表示
乙は、乙のサイト上または甲が乙によるプログラム・コンテンツの表示またはその他の使用を許可したその他の場所のどこかに、「Amazonのアソシエイトとして、[乙の名称を挿入]は適格販売により収入を得ています。」または本規約に基づき事前に許可された内容と実質的に同じ文言を目立つように明示しなければなりません。
引用:「Amazonアソシエイト・プログラム運営規約」
よってプライバシーポリシーには下記の文面を記載する必要があります。
Amazonのアソシエイトとして、[サイト運営者名]は適格販売により収入を得ています。

古い文面を掲載していると審査に通らない可能性があるので必ず確認しましょう!
6.記事を書く

ここが何よりも一番大切ですね。
- 読者の悩みを解決できる記事を書く
- 読者の知りたいことを解決できる内容になっているか
- 独自性が高いもの
- 他のウェブサイトからのコピーではないもの
- 独自の切り口で記事を書いている
- 自分の体験やデータを元に書いている
- 読みやすさを整える
- テキストと画像が適切に配置されている
- サイト内の導線が良くなるようにナビゲーションを配置する
- 広告をクリックさせるために誤誘導する行為は避る
- 適切なコンテンツを用意する
- 審査には一定の運営実績やアクセスが必要な場合があり、サイトがまだ新しい場合はコンテンツを充実させるように努めます
- 目安として1本2,000文字以上、全部で10本前後(必ずしもこの数字ということではなく、価値のある記事が重要とされます)
- プログラムポリシーをを遵守する
- AdSenseのポリシーやガイドラインを理解し、遵守することが不可欠です
以上のポイントに留意することで、Google AdSenseの審査に合格する可能性が高まります。

読者目線での有益な内容が必要なんだね!
アドセンス審査の申請方法

サイトの準備が整ったらいよいよ申請です。
- STEP1Googleアカウントを開設する
Googleアドセンスを利用するにはGoogleアカウントが必要です。お持ちでない場合はGoogleアカウント作成ページからGoogleアカウントを開設します。
- STEP2アドセンス審査申請の準備をする
Googleアドセンス公式ページに移動します。
トップページにあるご利用開始をクリックします。 - STEP3アドセンス利用者情報を入力する
Googleアドセンスの利用者情報を入力します。
- STEP4アドセンス広告の表示方法を設定する
アドセンス広告の表示方法を設定します。
- STEP5サイトをアドセンスにリンクさせる
サイトとGoogleアドセンスを紐づける作業です。ここで審査用コードをWordPressに貼り付けます。(※貼り付け方は下記参照)
- STEP6アドセンス審査をリクエストする
WordPressに審査用コードを貼り付けたら、Googleアドセンスのページに戻り、審査をリクエストをクリックします。
- STEP8アドセンス審査完了メールを待つ
後日、審査結果がメールで送られます。
通常、数日から数週間かかるので気長に待ちましょう。
申請時/アドセンスコードを取得して貼り付ける2つの方法
申請するためには、WordPressのテーマのヘッダーにGogoleアドセンスの審査コードを貼る必要があります。
<script async src="https://pagead2.googlesyndication.com/pagead/js/adsbygoogle.js?client=ca-pub-○○○○○○○○"
crossorigin="anonymous"></script>
貼り付けるための2つの方法をご紹介します。
①テーマのヘッダーファイルに貼り付ける(推奨)
HTML<head>タグと</head>タグの間に貼り付け、このヘッダーのHTMLの中に貼り付けることによっても審査用コードを有効にできます。
Cocoonの場合は管理画面の「テーマファイルエディター」の中から「header.php」を見つけ出して編集しましょう。
Cocoon: Theme Header (header.php)

②Cocoonの場合は「Cocoon設定」でもOK
phpファイルは普段さわることがないので馴染みがないかと思います。
そんなときにおすすめなのがCocoon設定。(テーマCocoonを使っている方が対象です)
「Cocoon設定→アクセス解析・認証」タブにある「ヘッド用コード」に貼り付けることもできます。

Googleアドセンス審査時の当ブログの状況
審査結果は通常数日から数週間で通知されますが、最短で1日、長いと2週間以上待たされることがあります。
審査が通るとこのような画像が添付されたメールが届きます。

ちなみに当ブログの申請時の状況について。
- ブログテーマ:ワードプレス/Cocoon
- 利用サーバー:エックスサーバー
- ブログ開設から:20日
- 記事数:9記事
- 記事内容:釣行記
- アフィリエイトリンク:あり
- 審査結果まで要した時間:8日
- 申請回数:1回

自分のブログがGoogleに認められたようで飛び上がるほど嬉しかったです。
当サイトの場合は無料ブログから移行したままAmazonアソシエイトを利用していましたが、基本的にアフィリエイトリンクは貼らない方がよいです。
また記事数は10記事程度が目安とされますが、少なくても合格する事例があります。
申請中にも記事更新を続けて構いません。(更新した方がよいかと思います)
Googleアドセンスの審査に落ちてしまったときは…
残念ながら審査に落ちてしまうと腕を組んだ男性(通称:腕組みおじさん)の画像が添付された通知が届きます。
何度でも再申請はできますが、次の申請までは3日ほどはあけた方がよいとされます。
ショックな気持ちを抑えて改善できる箇所がないかを確認ましょう。
- コンテンツの内容
- 読者悩みや疑問を解決する内容
- オリジナル性(他サイトのコピーではない)
- 読みやすさ
- 運営者情報の記載
- お問い合わせフォーム
- プライバシーポリシーの記載
- 審査用コードの貼り付け方
Googleアドセンスに合格するかどうか?は運的要素の可能性
繰り返しになりますが、以上で書いてきたことはGoogleで審査基準を公開していませんので一般的な対策となります。
Twitter上でアドセンスに挑戦するブロガーの皆様を見てきました。
- 審査に落ちてしまった
- できる対策はしたのでそのまま再申請
- すんなりと合格!
こういったパターンも少なからずあるので、環境を整えたあとは
運?
な要素もあるかもしれません。

当サイトも開設当時は特に有益なコンテンツとは言い難い状況だったので、一発合格だったのは運だったかも。
この運的要素はあくまで私の個人的な見解ですので参考程度でお願いいたします。
まとめ

アドセンス審査合格のポイントをまとめました。
この記事の内容はあくまで当ブログがおこなったったことなので、これをすればアドセンスに合格!という保証はありませんが、これから申請を考えている方の参考になれば幸いです。
Comment
アドセンス審査合格おめでとうございます。
自分の所でも導入は考えていて悩み中です。
>にしさん
ありがとうございます。
うまい棒が買えるほどがっぽり稼いでおります(笑)今後の収益は別にして、ひとつやりたいことが達成できました。
私がGoogleならにしさんのサイトは一発通過ですよ~(^^)v
こんばんわ。我が家も既に10日位、合格通知が来ないです。(旧ブログは既にアドセンス貼れるし収入もカウントされているんですけどね。)かなり凹んでいます。そこでプライバシーポリシーを作成するのですが、8割ほどの文面を、そのまま使ってもよろしいでしょうか?なかなか良い文面が無くて。。。。(
(当然、多少は変えていますが)よろしくお願いします。
> まこあぱさん
こんばんは。
以前はひとつアドセンスを通せば使い回しで別サイトに貼っていたとブロ友さんに聞いたのですが、今は厳しくなってサイトごとの審査になるんですよね。
プライバシーポリシーは審査の基準になっているかと思うのでどうぞお使いになってください。
私が雛型から変えたところは、アドセンス追加、Amazonアソシエイト追加、コメント承認制にしています、問い合わせ先の変更という感じですのでご参考まで。
早く合格通知が届きますように(^^)(ドキドキですよね!)
ありがとうございます。活用させていただきます。なかなか難しいものです。合格通知、来るかなぁ。。。。
ブログも記事もきちんとしているのできっと大丈夫です!(๑•̀ㅁ•́๑)o