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エックスサーバー|サブドメイン設定で2つめのブログ(複数サイト)を作る方法

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もうひとつブログを作りたいな~

ブログを運営してしばらくすると、別のジャンルに方向転換したい、雑記ブログだけど伸びているジャンルを特化して別サイトに独立させたいなどなど…

新しく別サイトを作りたい

と思うことがあるのではないでしょうか。

選択肢のひとつにサブドメインで別サイトを作る方法があります。

サブドメインの良いところ
  • 運営コストが新たにかからない
  • アドセンスの審査が不要
  • SEO的に有利
    • →ドメインパワーが少し引き継げる

この記事ではサブドメインを用いた効果的な2つ目のブログの作り方を、画像付きで具体的に解説します。

エックスサーバーで設定します。

ブログを始めるなら国内シェアNo.1のエックスサーバー

  • WordPress簡単インストール
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この記事を書いた人

はるみです
吹き出し/女性
  • ブログ好きな40代主婦
  • CocoonサイトをCSSでカスタマイズ
  • 2020年1月1日ブログ開設
  • ドメインパワー45(2025年5月現在)
  • 2023年~有料記事公開
    • →累計420件(月間約20件)購入いただいています

エックスサーバーを利用して複数サイトを作る方法

エックスサーバーを利用してWordPressで複数サイトを作るには一般的に3つの方法があります。

  1. 新しいドメインを取得する
  2. サブドメインを使う
  3. サブディレクトリを使う
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新規ドメイン、サブドメイン、サブディレクトリの違いとは?

新規ドメイン、サブドメイン、サブディレクトリの違いについて解説します。

それぞれの特徴や利用方法、料金などを比較し、どの運用方法を選ぶべきか判断しましょう。

新規ドメインサブドメインサブディレクトリ
ドメイン費用有料無料無料
SEO評価なし
アドセンス申請必要不要不要
ASP申請必要要確認要確認
URL構造新規subdomain.example.comexample.com/subdirectory

新規ドメインを取得

ドメインを新規取得して最初からサイトを作る方法です。

レンタルサーバーについては、現在使っているサーバーにドメイン追加することで利用できます。

  • ドメイン費用:有料
  • Googleアドセンス審査:必要

メインサイトとの関連性をなくし、真っ白な状態で一からブログを作りたいときに!

メリット
  • しがらみなく新規スタートできる
デメリット
  • ドメインパワーなど、育てるのに時間がかかる

サブドメインを作る

サブドメインは、メインドメインの下に設定される独立した識別子です。一般的な形式は、「subdomain.example.com」のように、ドメイン名の前にサブドメインが付加されます。

サブドメインの特徴

サブドメインは、異なるウェブサイトやアプリケーションを識別するのに便利です。例えば、下記のYahoo!の例のように、それぞれ異なるコンテンツや機能を提供することができます。

  • ドメイン費用:無料
  • URL(例): subdomain.example.com
  • Googleアドセンス審査:不要(メインサイトで審査に通過してればそのまま利用できます)
  • SEO評価(ルートドメインのドメインパワー)を少しだけ引き継げる

メインサイトと異なるジャンルで別サイトを作りたいときに!

サブドメインの例

Yahoo!ニュース(https://news.yahoo.co.jp)
Yahoo!ショッピング(https://shopping.yahoo.co.jp)
Yahoo!オークション(https://travel.yahoo.co.jp)

メリット
  • SEO評価を引き継げる
  • アドセンス審査が不要
デメリット
  • Google等の検索にメインのサイト名が表示される
  • サブドメインだけが突出して成長することはなく、メインドメインを基本に運営する必要がある

サブディレクトリを作る

サブディレクトリは、メインドメインの下に作成されるフォルダやディレクトリのことです。一般的な形式は、「example.com/subdirectory」のように、ドメイン名の後にスラッシュとサブディレクトリ名が続きます。

サブディレクトリの特徴

  • ドメイン費用:無料
  • URL(例):example.com/subdirectory
  • Googleアドセンス審査:不要(今あるドメインの階層下に作られるのでメインサイトと同サイト扱いとなり、審査も登録も必要なく利用できます)
  • SEO評価を大きく引き継げる: サブディレクトリを使用すると、親ドメインの権威や信頼性がサブディレクトリ内のコンテンツにも継承され、SEOのパフォーマンスが向上することがあります。

メインサイトと関連したジャンルでブログを運用したいときに!サブディレクトリ内のページやファイルは親ドメインの一部として扱われ、同じドメイン名で認識されます。

サブディレクトリの例

価格.com トップページ(https://kakaku.com)
価格.com パソコン(https://kakaku.com/pc)
価格.com カメラ(https://kakaku.com/keitai)

メリット
  • SEO評価を引き継げる
  • アドセンス審査が不要
デメリット
  • Google等の検索にメインのサイト名が表示される
  • サイト管理がダブルで面倒
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サブドメイン設定でサイトを開設する手順

  1. サブドメインの設定をする
  2. サブドメインにWordPressをインストールする
  3. 初期設定を行う

エックスサーバーでのサブドメインの設定する

サブドメイン設定について
  • エックスサーバーでサブドメインを設定するには、サブドメインを先に作ってからWordPressをインストールする手順になります。
  • また、設定後は反映するまでに最大1時間ほどの時間がかかります
  • サブドメインを設定できるのは「独自ドメイン」のみです。
    • 初期ドメインの「サーバーID.xsrv.jp」は既にエックスサーバーのサブドメインのため、新たにサブドメインを設定できません。

サブドメインの設定方法を画像付きで解説します。

まずはエックスサーバーのアカウントにログインしましょう。ログインする際に必要なサーバーIDサーバーパネルパスワードは、エックスサーバーと契約をした時にメールで送られてきます。

サブドメインを設定する手順
  • Step1
    エックスサーバー/サーバー管理

    「サブドメイン設定」を選択。

  • Step2
    ドメイン選択画面

    サブドメインを設定するドメインで「選択する」をクリック。

  • Step3
    サブドメインを設定/入力
    • サブドメイン設定追加のタブを選択→任意のサブドメインを入力して「確認画面へ進む」をクリック。
    • ドキュメントルートはホームページ用データのアップロード先(当サイトでは/public_html/(サブドメイン名)/を選択しました)
    • コメントはサイトの内容などの覚書など、未入力でもOKです。

  • Step4
    サブドメインを設定/追加する

    入力した内容をよく確認して「追加する」をクリック。

    ※修正する場合は「戻る」ボタンで戻ります。(ブラウザバックは使わないようにしましょう)

  • Step5
    反映されるまで待つ。

    設定後、反映待ち が表示され、サブドメインが使えるまでに約1時間ほどかかります

    反映待ちが消えたら設定は完了です!

このように、エックスサーバーで行うと操作がとても簡単です。

サブドメインにWordPressをインストールする

続いて、サブドメインにWordPressをインストールします。

インストールの注意
  • 基本的に新規ドメインの時と手順は同じです。
  • 注意点として、インストール先のドメインには作成したサブドメインを選ぶこと。間違えてメインのドメインを選んでしまうと、データが上書きされてサイトが初期化してしまいますのでご注意ください。
  • 万一上書きされた場合でも、エックスサーバーのバックアップ機能から復元できるので落ち着いて行いましょう。
WordPressをインストール
  • Step1
    エックスサーバーのサーバー管理にログインする

    サーバーID、サーバーパネルパスワードを入力してログインボタンを押します。

  • Step2
    WordPressの簡単インストール

    サーバーパネル画面下の方にあるWordPressの →「WordPressの簡単インストール」をクリックします。

  • Step3
    WordPressをインストールしたいドメインを選択する

    WordPressをインストールするドメインの「選択する」をクリックします。

  • Step4
    WordPressの情報を入力する

    WordPressのインストールのタブを選択。

    WordPressに必要な情報を入力します。

    バージョンそのまま
    サイトURLプルダウンから先ほど作成したサブドメインを選択(※よく確認します)
    ブログ名ブログの名前を入力(後から変更できます)
    ユーザー名ログインするときのユーザー名を半角英数字で入力(後で変更できないので注意)
    パスワードログインするときのパスワードを入力
    メールアドレスログインできなくなった時などの連絡用メールアドレスを入力
    キャッシュの自動削除基本的にはそのままでOK
    データベース基本的にはそのままでOK
    テーマお好みで選択(Cocoonがおすすめです)
  • Step5
    WordPressをインストール

    入力したら右下の「確認画面へ進む」→「インストールする」をクリックします。

  • Step6
    WordPressインストール完了

    管理画面へのログインや編集に必要な情報が書いてあるのでこの画面は保存しておきます。

以上でインストールは完了です。

これでサブドメインのURLにアクセスするとWordPressのサイト(管理画面)が表示され、新サイトができていることが確認できます。

初期設定|WordPressをインストールしたら必ずやっておきたいこと

イメージ画像/追加

最初に独自ドメインでWordPressを開設したときと同じように、各種設定を行ってから運営をスタートしてくださいね。

必要な初期設定を覚えていますか?

やっておきたい初期設定

※Googleアドセンス広告は、サブドメインでも特に追加設定せずに使えます。

特にSSL化パーマリンクの設定は忘れずに最初に行いましょう!

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複数サイトを運営するメリット・デメリット

イメージ画像/選択

複数のサイトを運営することには多くのメリットがあります。

メリット

  • 収益が安定する
    • 複数のサイトを運営することで収益の源泉を多様化することができます。1つのサイトが収益を上げにくい時でも他のサイトが収益を補ってくれるため安定性が高まります。
  • 多くの人に見てもらえる
    • 異なるサイトを通じて複数のターゲット層にアプローチすることが可能。例えば、一つのサイトが専門的に特化したコンテンツであれば、もう一つのサイトでは雑記といった広い情報を提供することができます。
  • 検索してもらうチャンスが増える
    • 複数のサイトを持つことで、特定のキーワードやテーマに集中させることができます。これにより、検索エンジン上の露出が増加しアクセスアップにつながります。
  • 専門性を高める
    • 近年の検索エンジンは特にE-E-A-T(経験・専門性・権威性・信頼)を重要視する傾向にあります。複数ジャンルを狙いたい場合、カテゴリーで分けるよりも、それぞれを独立させた特化ブログとして運営することでブランドの知名度向上につながります。
  • リスク分散
    • 1つのサイトに依存せず複数のウェブサイトを運営することで、リスクを分散することができます。ひとつのサイトに何らかの問題が発生した場合でも、他のサイトが支えることができます。

デメリット

同時にいくつかのデメリットも存在します。

  • 管理が大変
    • 複数のサイトを運営すると、それだけ管理にかかる労力と時間が増え負担になります。記事の執筆の他、画像作成、アップデート、不具合発生時の対応など、実際の作業は倍になると多いものです。
  • ブログの更新頻度が減る
    • 複数に分ける分、単純にひとつのサイトにかけられる時間が少なくなります。更新頻度が減ることで、アクセスや収益面が下がる可能性があります。

これらのデメリットを考慮すると、複数のサイトを運営する際には各サイトの目的と計画を立て、どれも中途半端にならないようにすることが大切です。

また、初心者やブログを初めて日が浅い場合は、まずひとつのブログに集中してじっくり育てていくことをおすすめします。

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エックスサーバーのサブドメイン/よくある質問

サブドメインの費用はいくら?

サブドメインの追加は無料。新たに利用する場合にも費用はかかりません。

エックスサーバーではサブドメイン何個まで追加できる?

エックスサーバーでドメイン数に制限はなく、無制限に設定可能です。

もちろんサブドメインに関しても同じく、

追加できるサブドメインは無制限です。

つまり、独自ドメインさえあればいくつでもWebサイトを公開可能!

サブドメインではアドセンス審査は必要?

再審査は不要です。

サブドメインで作成したサイトの審査はなく、登録が完了すればすぐにGoogleアドセンスの広告を掲載できるようになります。

サブドメインではサイトの追加も不要。(既に登録されていますと表示されます)

2023年2月20日、アドセンスの管理方法が変更になり、サブドメインは追加できなくなりました。

新規ドメインの場合は、ここでサイトの追加登録が必要なので忘れずに行っておきましょう。

アドセンス管理画面 → サイトサイト追加保存

サブドメインサイトではASPの審査が必要?

サブドメインで作成したサイトのASPの扱いは各社異なります。

追加しないままでいると提携解除やアカウント停止になる可能性があるので、速やかにサイト追加や審査申請を行いましょう。

参考までいくつかのASPの例を記載します。

変更されることもあるので、必ずご自身で確認するようにお願いします

ASP再審査メモ
Amazonアソシエイトなしサイト情報を追加登録
楽天アフィリエイトなしサイト情報を追加登録
A8.net
なしサイト情報を追加登録
もしもアフィリエイトなしサイト情報を追加登録
バリューコマース審査ありサイトごとに審査が必要

サブドメインが引き継げるSEO評価(ドメインパワー)はどれくらい?

サブドメインはルートドメイン(メインの独自ドメイン)からSEO評価を継承できると書きましたが、実際にどれくらい引き継げるのか?気になりませんか。

当サイトで実際に検証してみました。

SEO評価をドメインパワーで比較した結果がこちらです。

メリット
  • ドメインパワー 33.3
デメリット
  • ドメインパワー 23.3

サブドメイン設定時で7割弱を引き継いだ結果となりました。

ドメパ23から新サイトをスタートできるのはすごい!!

新しいサイトをここまで育てるのはけっこう大変…ということを考えると、この結果はとても大きい大きい恩恵を受けているのではないでしょうか。あくまで当サイトの一例なので必ず当てはまるわけではないかもしれませんが参考にどうぞ。

エックスサーバーならサブドメイン設定、WordPressインストールが簡単

サブドメンの設定、WordPressのインストールがエックスサーバーなら【WordPressの簡単インストール】機能を使うことで操作がとても簡単にできます。

また、サブドメインの数は無制限なのでいくつでもサイトが増やせるんです。サイトをたくさん作りたいときには嬉しい機能!

万一操作に失敗したときもバックアップから簡単に復元できるのが何より心強いです。

当サイトもサイトが壊れてしまった窮地をエックスサーバーに助けてもらった経緯がありとても感謝してます。

10日間無料もあるので気になる方は試してみてくださいね。

ブログを始めるなら国内シェアNo.1のエックスサーバー

  • WordPress簡単インストール
  • 他社サーバーからラクラク移行
  • クリックするだけの無料独自SSL
  • 自動バックアップは復元も簡単!

まとめ|エックスサーバーならサブドメイン設定が簡単

この記事ではサブドメンの設定方法、WordPressのインストール方法について解説しました。

サブドメイン、サブディレクトリに共通しますが、本ドメインからSEO評価の継承があり、新しいサイトを一から作るより検索流入が早いというメリットがあります。ドメインコストをかけずに新サイトを開設したいときに最適の方法とも言えます。

サブドメインを設定することで、1つのドメインでいくつものウェブサイトを作成できます。

簡単に設定して複数サイト運営を始めてはいかがでしょうか。

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