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Cocoonの通知エリアをカスタマイズ!流れる文字アニメーションとボタンを設定する方法

アイキャッチ|通知エリア Cocoon
Cocoon
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Cocoonでは、テーマ標準機能を使って通知エリアを簡単に表示できます。

通知エリアは、サイト訪問者に重要なメッセージを伝えたり、特定のページへ誘導するための便利な機能です。

この記事では、以下の通知エリアのカスタマイズ方法を紹介します。

  • 通知エリアのテキストを右から左へスライドさせる方法
  • 通知エリアのメッセージにボタンを追加する方法 (有料公開)

どちらもコードは貼り付けるだけ、作業時間は5分もかからない内容にまとめています。

サイトの目立つ部分に配置されるため上手に活用したいですね。

当サイトでも採用しているカスタマイズです!

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この記事を書いた人

はっちゃんです
吹き出し/女性
  • ブログ好きな40代主婦
  • CocoonサイトをCSSでカスタマイズ
  • 2020年1月1日ブログ開設
  • ドメインパワー40
  • 2023年~有料記事公開
    • →累計340件(月間約20件)購入いただいています

Cocoon通知エリアの設定方法

Cocoonの通知エリアの設定方法です。

まず、管理画面からCocoonの設定画面を開き、「通知」タブを選択します。

設定項目

通知エリアの各設定項目は以下の通りです。

通知表示

  • 「通知エリアを表示する」を有効にすると、ヘッダー下に通知エリアが表示されます。
  • 通知メッセージを入力し、「通知表示」を有効にしてください。

通知メッセージ

  • 通知エリアに表示するメッセージを入力します。
  • 訪問者に知らせたい情報をわかりやすく記述しましょう。

通知URL

  • 通知エリアにリンクを設定する場合は、ここにURLを入力します。
  • 例: https://turicco.com/

リンクの開き方

  • 通知リンクを新しいタブで開く場合は、target="_blank"を有効にします。

通知タイプ

  • 通知の種類を選択できます。
    • 通知(緑色)
    • 注意(黄色)
    • 警告(赤色)
  • 選択するタイプによって背景色が変わり、重要度も変わります。

通知エリア背景色

  • 通知エリアの背景色を自由に設定できます。
  • デフォルトの色を変更したい場合は、ここで指定してください。

通知エリア文字色

  • 通知エリアのテキストカラーを設定できます。
  • 読みやすい配色を選びましょう。

設定後の確認

すべての設定が完了したら、「変更を保存」ボタンをクリックし、サイトで通知エリアが正しく表示されているか確認してください。

これでCocoonの通知エリアの設定は完了です。以下は通知エリアのカスタマイズを紹介します。

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Cocoonの通知エリア|メッセージをスライド表示する

実装イメージ

  • 通知メッセージが右から左へスムーズにスライド
  • PCではスライド速度を遅く、スマホでは少し速めに
  • CSSで実装可能

実装方法

以下のCSSを追加します。

子テーマのスタイルシートを使用します。

  1. 管理画面の「外観」から「テーマファイルエディター」をクリック
    • Cocoon Child: スタイルシート (style.css) のページが開きます
  2. 元から書いているコード(テーマ情報)は消さずにCSSを記述します
    • /* 子テーマ用のスタイルを書く*/から下の行に追加しましょう

子テーマ(Cocoon child)が選択されていることを確認してください。

CSS編集/スタイルシート

参考記事 Cocoonカスタマイズ|HTML・CSSの編集とワードプレスをバックアップする方法

CSSコード

/* 通知エリアの流れるテキスト */
.notice-area {
	overflow: hidden; /* はみ出た部分を隠す */
	white-space: nowrap; /* 文字を折り返さず1行で表示 */
}

/* 通知メッセージのスタイル */
.notice-area-message {
	display: inline-block;
	padding-left: 100%; /* 初期位置を画面の右端に設定 */
	animation: slideMessage 12s linear infinite; /* アニメーション適用 */
}

/* スライドアニメーションの定義 */
@keyframes slideMessage {
	to {
		transform: translateX(-100%); /* 左へ移動 */
	}
}

/* 1023px以上(PC) */
@media screen and (min-width: 1023px) {
	.notice-area-message {
		animation-duration: 24s; /* PCでのスライド速度 */
	}
}

CSSの解説

.notice-area(通知エリアのスタイル)

.notice-area {
	overflow: hidden; /* はみ出た部分を隠す */
	white-space: nowrap; /* 文字を折り返さず1行で表示 */
}

この .notice-area クラスは、通知メッセージを表示するコンテナの役割を果たします。

  • overflow: hidden;
    • 子要素(.notice-area-message)がコンテナよりも大きくなってはみ出した場合に見えなくする。
    • これにより、スライドするメッセージが表示領域の外から出現し左側に消えていく動きを作れる。
  • white-space: nowrap;
    • 通知メッセージのテキストを改行させず、1行で表示するようにする。これがないと、長いメッセージが複数行に折り返されてしまいスライドアニメーションが意図した通りに動かなくなる。

.notice-area-message(通知メッセージのスタイル)

.notice-area-message {
	display: inline-block;
	padding-left: 100%; /* 初期位置を画面の右端に設定 */
	animation: slideMessage 12s linear infinite; /* アニメーション適用 */
}

この .notice-area-message クラスは、流れる通知メッセージのスタイルを指定しています。

  • display: inline-block;
    • 通知メッセージをインラインブロック要素として扱うことで、横方向のサイズ調整をスムーズにおこなう。
  • padding-left: 100%;
    • メッセージの初期位置を画面の右端(100% の位置)に設定し、画面の右端からメッセージが流れてくるように見える。
  • animation: slideMessage 12s linear infinite;
    • slideMessage というアニメーションを適用。
    • 12s → メッセージが左端に到達するまでに 12秒。
    • linear → 一定の速度で移動(加減速なし)。
    • infinite → 無限ループする。

@keyframes slideMessage(スライドアニメーションの定義)

@keyframes slideMessage {
	to {
		transform: translateX(-100%); /* 左へ移動 */
	}
}

この @keyframes ルールは、メッセージの移動アニメーションを定義しています。

  • to
    • to はアニメーションの最終状態を定義する(0% の省略形)。
  • transform: translateX(-100%);
    • メッセージを 左方向へ 100% 分 移動させる。
    • つまり、padding-left: 100% で右端にいたメッセージが、画面の左端に向かって流れていく。
    • これにより、通知メッセージが画面右から左へスライドする動きになる。

PC向けのスライド速度調整(1023px以上)

@media screen and (min-width: 1023px) {
	.notice-area-message {
		animation-duration: 24s; /* PCでのスライド速度 */
	}
}

これはメディアクエリを使って、画面の横幅が 1023px以上(PC画面)の場合にスライドの速度を変更する処理です。

  • @media screen and (min-width: 1023px)
    • 画面幅が 1023px 以上(PC向け)になった場合に、指定したCSSが適用される。
  • animation-duration: 24s;
    • PCでは animation-duration を 24秒 に変更し、スライドのスピードを ゆっくり にする。
    • モバイル(デフォルトでは12秒)よりも 2倍遅く なる。

スライドする仕組みはCSSのアニメーションを使用しています。詳しくは以下の記事で解説しているので、ご覧いただくとさらに理解が深まります。

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Cocoonの通知エリア|メッセージにボタンを追加する

こちらは、通知エリアのメッセージの横に「Check」ボタンを表示する方法です。

\こんな感じ/
Check

実装イメージ

「Check」の文言や色・形などは自由に変更できます。

Cocoonの通知エリアにボタンを追加する方法はいくつかありますが、メッセージ内容をカスタマイズするためのフィルターフックを利用することでシンプルに実装可能です。

実装手順は以下の2ステップ。2ヶ所にコードを設定するだけなので作業時間は5分ほどです。

PHPの設定

通知エリアにボタンを追加する処理

PHPを貼り付ける場所は、ダッシュボード→「外観」→「テーマファイルエディター」→Cocoon Child: テーマのための関数 (functions.php)です。

CSSの設定

ボタンのスタイル設定

CSSを貼り付ける場所は、ダッシュボード→「外観」→「テーマファイルエディター」→Cocoon Child: スタイルシート (style.css)です。

カスタマイズ前にバックアップをおこないましょう。

以下、有料公開です。コピペで実装できる具体的なコードを掲載します。

特定商取引法に基づく表記
サイト名Turicco
サイトURLhttps://turicco.com/
お問い合わせhttps://turicco.com/contact/
購入方法コンテンツ販売サービス、codoc(コードク)を利用しています。
詳しくは購入者向けFAQをご覧ください。
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