
ブログで収益を得たい!
そんな夢を叶える第一歩として、Googleアドセンスは多くのブロガーやウェブサイト運営者に大人気のツールです。でも、審査を通過するにはちょっとしたコツが必要。
この記事では、Googleアドセンスの基本的な仕組みから審査に合格するための準備、申請の流れ、よくある不合格の理由まで、初心者の方でもわかりやすく丁寧に解説します。
これから審査に挑戦する方や、準備を進めている方は、ぜひこの記事を参考にして一歩前進してくださいね。

このサイトは開設から1ヶ月、1回の申請でアドセンスの審査を通過。その経験を活かして合格の秘訣をお伝えします。
- WordPressでブログを運営されている方、またはこれから始めたい方
- Googleアドセンスで収益化を目指している方
- 審査基準や合格のポイントについて知りたい方
Googleアドセンスとは? 基本と収益モデル

アドセンスの概要と仕組み
Googleアドセンスは、ブログやウェブサイトに広告を載せてお金を稼ぐサービスです。誰でも無料で使え、Googleが自動でサイトの内容に合った広告(バナーやテキストなど)を表示します。たとえば、料理ブログならキッチン用品の広告が出やすいです。
運営者は広告コードを貼るだけで、専門知識は不要。初心者でも始めやすい人気のプログラムです。
- Googleが広告を選び、表示を管理。
- サイトのルールを守れば、簡単に収益化可能。
広告掲載で収益を得る流れ
アドセンスで稼ぐ流れはシンプルです。
- アカウント作成と審査
アドセンスに登録し、サイトをGoogleに審査してもらいます。質の良いコンテンツが必須です。 - 広告コードの設置
審査に通ったら、Googleからもらったコードをサイトに貼ります。スマホ対応の配置が大事。 - 収益の発生
訪問者が広告を見たりクリックしたりするとお金が入ります。 - 収益の受け取り
収益が8,000円以上になると、銀行口座に振り込まれます。
Googleアドセンス審査に合格するための5つのポイント

Googleアドセンスの審査を通過するには、サイトが「ユーザーにとって価値があり、広告を安心して掲載できる」とGoogleに認めてもらう必要があります。
「難しそう…」と思うかもしれませんが、5つのポイントを押さえれば初心者でも合格はグッと近づきます。
このセクションでは、審査に合格するための具体的なコツを解説します。準備を整えてアドセンスで収益化の第一歩を踏み出しましょう。
高品質なコンテンツの作り方(必須)
アドセンス審査で最も重要なのはユーザーにとって価値のあるコンテンツ。Googleは「役立つ」「オリジナルの」内容を求めています。以下のポイントを意識しましょう。
他のサイトのコピーではなく、自分の言葉で書く。たとえば旅行ブログなら「自分の旅行体験」や「現地の隠れたスポット」を紹介。
読者が「知りたい!」と思う内容を。たとえば「節約術ブログなら具体的な節約方法」「ガジェットブログなら製品の使い方」を詳しく。
1記事あたり800~1,000文字以上を目安に、読者が「これ役に立った」と思う内容を目指しましょう。
YMYLコンテンツの注意点(必須)
YMYL(Your Money or Your Life)は、お金や健康など、人の生活に大きな影響を与えるテーマのこと。医療、投資、法律などのジャンルは、Googleが特に厳しくチェックします。
- 正確な情報:信頼できる情報源
(例:公的機関のデータ)を参考にし、誤った情報を書かない。 - 専門性の証明:医療や金融の話題なら、資格や経験を明示。
例:「看護師としての経験から…」

私もYMYLに関するサイトを立ち上げたことがあったけど、そもそも検索上位に上がらずにアクセスが期待できません。
適切なコンテンツボリュームの目安(推奨)
「記事は何本必要?」「どのくらいの長さにすべき?」と悩む方も多いですよね。
明確な基準は公表されていませんが、以下の目安を参考に。
- 記事数:10記事程度を用意。サイトの方向性(例:テーマやジャンル)が伝わる量がベスト。
- 記事の長さ:1記事あたり800~1,500文字が理想。短すぎると「薄い内容」と見なされやすい。
- 更新頻度:審査中も1~2週間に1記事追加すると、サイトが「生きている」とGoogleに好印象。
例:私のサイトは、開設1ヶ月で9記事(各1,000文字程度)で合格しました。テーマを絞り、読者に役立つ内容を意識しました。

記事数が多いと、不合格のときに修正するポイント探しが大変になってしまう可能性があります。
サイトデザインの最適化(推奨)
Googleは訪問者が使いやすいサイトを好みます。以下のポイントでサイトを整えましょう。
- 見やすいデザイン:シンプルで読みやすいテーマ(例:WordPressのCocoonや有料テーマ)を選ぶ。
- モバイル対応:スマホでも見やすい「レスポンシブデザイン」を確認。
- ナビゲーション:メニューやカテゴリーを設置し、記事を探しやすく。
- ページの読み込み速度:画像を圧縮したり、不要なプラグインを減らしてサクサクに。
Googleプログラムポリシーの遵守(必須)
アドセンスには守らなければならないルール(プログラムポリシー)があります。
特に重視され、違反すると審査に落ちるので注意しましょう。
- 禁止コンテンツを避ける
- ポリシーの確認:アドセンスの公式サイトで「アドセンスのポリシー」をチェック。
- 記事の見直し:審査前に全記事を確認し、問題がないかチェック。
コツ:記事を書く前に「この内容は誰かを不快にしないか?」「役立つか?」を自問すると、ポリシー違反を防げます。
Googleアドセンス審査に向けたサイト準備のステップ

審査に向けて準備すべき5つのステップをサクッと解説します、
- ブログを開設する
- プロフィールページを作成
- サイトマップの作成
- お問い合わせフォームの設置
- プライバシーポリシー作成
初心者でも簡単にできるので、安心して進めてくださいね。ブログの開設から必須ページの設定まで、しっかり整えてアドセンス合格をグッと引き寄せましょう
ブログ開設と初期設定

アドセンス審査を受けるにはまず自分のブログやサイトが必要です。
審査では「本気で運営している」と見せるため、WordPressを使ったブログ開設 + 独自ドメインがおすすめ。
簡単な手順はこちらです。
- Step1レンタルサーバーを契約
初心者向けのサーバーを選びます。
- エックスサーバー
- ConoHa WING(コノハウィング)
- mixhost など多くのサーバー会社があります。
- Step2ドメインを取得
- お名前.com
- Xserverドメイン 等から取得できます。
- Step3WordPressのインストール
- エックスサーバー なら「WordPress簡単インストール 」が使えて導入が簡単。
- ラベルWordPressの初期設定
必要な設定をおこないます。具体的には以下の記事をご覧ください。
レンタルサーバーについて
独自ドメインとサーバーで月1,000円程度から始められます。
会社やプランによって料金、システム、スペック等に違いあるので、よく考えて自分にサイトにあったレンタルサーバーを選びましょう。(安ければいいわけではありません)
サーバー会社に迷う場合は、国内シェアNo.1で総合的にバランスのとれているエックスサーバー、最速でドメインが2つ使えるConoHa WINGを選べば間違いありません。
特に自動バックアップ機能が優秀。実際、当サイトがプラグインの誤操作によりサイトが壊れてしまったとき、自動バックアップから簡単に復旧できた経緯があります。
バックアップについての詳細は以下の記事を参考にしてください。

ピンチのときの復元のしやすさは本当に大事!
プロフィールページの作成(推奨)

プロフィールページ(Aboutページ)は、サイトの運営者がどんな人かを伝える重要なページ。Googleも「誰が書いているか」をチェックします。
- 簡単な自己紹介:名前(ハンドルネームOK)、ブログのテーマ、運営の目的を書く。例:「旅行好きの〇〇です。このブログでは、おすすめの旅先を紹介します!」
- 信頼感をプラス:趣味や経歴を軽く触れると親しみやすさUP。例:「元会社員で、年に5回は海外旅行に行きます」。
- シンプルでOK:100~200文字程度で、気軽に書けば十分。
当サイトでは別途プロフィールページを追加しました。
サイトマップの設置(推奨)

サイトマップは、Googleがサイトの構造を理解するための「地図」。審査でもサイト全体の構成が伝わりやすくなります。
HTML形式:ユーザー用
プラグイン
『PS Auto Sitemap』やテーマ『Cocoon』のショートコード機能でサイトマップを作成できます。当サイトのサイトマップは固定ページで簡単に手作りしました。
XML形式:検索エンジン用
こちらはアドセンス対策よりも、検索エンジンにコンテンツを認識してもらうためのSEO対策でとても大切なものです。Googleがあなたのサイトを正しくクロールできるように、XMLサイトマップを作成し、Google Search Consoleに登録しましょう。
例)プラグイン『XML Sitemap & Google News』を使用。
『XML Sitemap Generator for Google』はサイトマップのURLが表示できない、また内容が空っぽになるといった不具合が起こっています。
お問い合わせフォームの設置(必須)

お問い合わせフォームは、訪問者やGoogleが「運営者に連絡できる」と確認するための必須ページ。
- 簡単な設置方法:WordPressならプラグイン(例:Contact Form 7、WPForms)を使ってフォームを作成。「お名前」「メールアドレス」「メッセージ」欄を入れる。
- 設置場所:メニューやフッターに「お問い合わせ」リンクを追加。
- メール確認:フォームが正しく機能するか、テスト送信してチェック。
プライバシーポリシーの作成(必須)

プライバシーポリシーは、個人情報の取り扱いルールを説明するページで、アドセンス審査の必須項目です。
私のサイトでは、テンプレートを少し編集してシンプルなページで合格しました。
Googleアドセンス審査の申請手順

サイトの準備が整ったらいよいよGoogleアドセンスの審査に申請。初心者でも簡単に進められる手順をステップごとに解説します。コードの貼り付けや結果の確認方法まで、しっかり押さえてスムーズに審査を進めましょう。アドセンス合格へのラストスパート、ワクワクしながら進めてくださいね。
- Step1Googleアカウントを開設する
Googleアドセンスを利用するにはGoogleアカウントが必要です。お持ちでない場合はGoogleアカウント作成ページからGoogleアカウントを開設します。
- Step2アドセンス審査申請の準備をする
Googleアドセンス公式ページを開き、登録をクリックします。
- Step3サイト情報を入力
- ウェブサイトのURLを入力します。
- アドセンスの操作方法がわからない方は「はい」にチェックを入れます。
- 「日本」を選択します。
- 利用規約にチェックを入れます。
- 「アドセンス利用を開始する」をクリックします。
- Step4お客様情報入力
次にお客様情報を入力していきます。(名前、住所等)
アカウントの種類は「個人」です。 - Step5サイトをアドセンスにリンクさせる
サイトとGoogleアドセンスを紐づける作業です。ここで審査用コードをWordPressに貼り付けます。
\審査用コードの貼り方を詳しく解説/ - Step6アドセンス審査をリクエストする
WordPressに審査用コードを貼り付けたら、Googleアドセンスのページに戻り、審査をリクエストをクリックします。
- Step7完了
後日、審査結果がメールで送られます。
通常、数日から数週間かかるので気長に待ちましょう。
Googleアドセンス審査期間と結果確認の流れ

審査期間と結果の確認方法コードを貼ったら、あとは審査結果を待つだけ。
以下のポイントを押さえておきましょう。
- 審査期間
通常1~2週間で結果が届きますが、早ければ数日、遅ければ1ヶ月かかる場合も。審査中も記事を更新すると「サイトが生きている」と好印象。 - 正しいメールアドレスの確認
アドセンスアカウントに登録したメールアドレスをチェック。迷惑メールフォルダにも念のため目を通してください。 - 結果の通知
Googleからメールで結果が届きます。合格なら広告設置の案内、不合格なら理由が記載されるので改善して再申請しましょう。


私のサイトは8日後に合格通知が!審査中は1~2記事追加して、サイトの活発さをアピールしました。
アドセンス審査に落ちたときの対処法
Googleアドセンスの審査に落ちても、落ち込む必要はありません!
何度でも再申請でき、適切な改善をすれば合格の可能性は十分あります。次の申請までは数日空けるのがおすすめ。冷静にサイトを見直して、以下のよくある不合格理由と対策をチェックしましょう。
よくある不合格理由とその対策
Googleアドセンスの審査で不合格になる主な理由と、具体的な対策をまとめました。
コンテンツ不足
- 理由:記事数が少なかったり、1記事が短すぎたり、情報が浅いと不合格になりやすい。
- 対策:10記事以上、1記事800~1,000文字程度で、読者に役立つ内容を目指しましょう。テーマを絞って専門性を出すとGood!
- 例:旅行ブログなら「京都旅行の持ち物リスト」「地元民おすすめの安いカフェ5選」など具体的な記事を。
ポリシー違反
- 理由:アダルトや暴力的な内容、コピーした記事、過剰な広告があるとNG。
- 対策:Googleのプログラムポリシーを確認。問題の記事は削除・修正し、必ず自分の言葉で書く。
- ヒント: 記事を書く前に「これ、誰かを不快にしない?」と自問してみて。
サイトが使いにくい
- 理由:デザインが乱れている、メニューが分かりにくい、スマホで見づらい。
- 対策:シンプルなテーマ(例:Cocoon)を使い、メニューやカテゴリーを整理。Google PageSpeed Insightsで速度をチェックし、画像を圧縮。
- 例:スマホで自分のサイトを見て、文字が小さすぎないか、リンクが押しやすいか確認。
必須ページがない
- 理由:プライバシーポリシーやお問い合わせページが欠けている。
- 対策:プライバシーポリシー(テンプレートをカスタマイズ)、お問い合わせフォーム(例:Contact Form 7)、Aboutページを設置。
運もあるかも?
まれに、対策をしても不合格になる場合があります。Googleの審査基準が時期によって微妙に変わることも。
これらの対策を実施し、再度チャレンジしてみてください。
当ブログのアドセンス審査合格体験談
私のブログは開設20日目、1回目の申請でアドセンスに合格! そのときの状況をシェアします。
サイトの状況 | WordPressで運営、独自ドメイン使用 |
利用テーマ | Cocoon |
運営期間 | 20日(申請時点) |
記事数 | 9記事(各800~1,200文字) |
ブログジャンル | 趣味系 |
アフィリエイトリンク | 設置あり |
審査結果まで要した時間 | 申請から8日目に通知あり |
申請回数 | 1回 |
工夫した点 | 完全なオリジナル記事、モバイル対応もチェック |
無料ブログから移行したままAmazonアソシエイトを利用していたので、アフィリエイトリンクありです。また記事数は10記事程度が目安とされますが少なくても合格できました。

自分のブログがGoogleに認められたようで飛び上がるほど嬉しかったです。
まとめ|アドセンス合格を目指して準備を万全に

アドセンス審査合格のポイントをまとめました。
Googleアドセンスの審査に合格するためには、コンテンツの質、サイトのデザイン、ポリシーの遵守が重要です。これらの基準を満たし、ユーザーにとって価値のあるサイトを作ることでアドセンス審査に合格しやすくなります。審査に通った後も適切な広告配置、無効なトラフィックの防止等、引き続きこれらのポイントを守り続けることが長期的な収益化の鍵となります。
この記事の内容はあくまで当ブログが行ったことなので、これをすればアドセンスに合格!の保証はありませんが、これから申請を考えている方の参考になれば嬉しいです。
Comment 記事の感想を書き込んでいただけると幸いです
ありがとうございます。活用させていただきます。なかなか難しいものです。合格通知、来るかなぁ。。。。
ブログも記事もきちんとしているのできっと大丈夫です!(๑•̀ㅁ•́๑)o
こんばんわ。我が家も既に10日位、合格通知が来ないです。(旧ブログは既にアドセンス貼れるし収入もカウントされているんですけどね。)かなり凹んでいます。そこでプライバシーポリシーを作成するのですが、8割ほどの文面を、そのまま使ってもよろしいでしょうか?なかなか良い文面が無くて。。。。(
(当然、多少は変えていますが)よろしくお願いします。
> まこあぱさん
こんばんは。
以前はひとつアドセンスを通せば使い回しで別サイトに貼っていたとブロ友さんに聞いたのですが、今は厳しくなってサイトごとの審査になるんですよね。
プライバシーポリシーは審査の基準になっているかと思うのでどうぞお使いになってください。
私が雛型から変えたところは、アドセンス追加、Amazonアソシエイト追加、コメント承認制にしています、問い合わせ先の変更という感じですのでご参考まで。
早く合格通知が届きますように(^^)(ドキドキですよね!)
>にしさん
ありがとうございます。
うまい棒が買えるほどがっぽり稼いでおります(笑)今後の収益は別にして、ひとつやりたいことが達成できました。
私がGoogleならにしさんのサイトは一発通過ですよ~(^^)v
アドセンス審査合格おめでとうございます。
自分の所でも導入は考えていて悩み中です。