サイト型トップページの作り方を公開しています!Check

途中でパーマリンク変更できる?エックスサーバーでの設定方法|日付を消して投稿名に

アイキャッチ|パーマリンク変更 サイト設定
サイト設定
記事内に広告が含まれています

途中からパーマリンクを変更しても大丈夫なの?

そんな不安を感じていませんか。

WordPressでは、日付入りパーマリンクから「投稿名」への変更は可能です。

ただし、手順を間違えるとアクセス減少やSEO評価の低下といったトラブルにつながります。

この記事では、

  • 日付入りパーマリンクを「投稿名」に変更する正しい手順
  • 変更後に必ず必要な 301リダイレクトと内部リンク修正

を、初心者でも失敗しにくい順番でわかりやすく解説します。

「途中変更でも本当に安全?」「何から手を付ければいい?」そんな疑問を、この記事ひとつで解消できる構成です。

また、サブドメイン・サブディレクトリ環境での変更方法にも触れているので、複数サイトを運営している方にも参考になります。

ブログを始めるなら国内シェアNo.1のエックスサーバー

  • WordPress簡単インストール
  • 他社サーバーからラクラク移行
  • クリックするだけの無料独自SSL
  • 自動バックアップは復元も簡単!

もしまだWordPressの初期設定全体をチェックしていない方は、こちらの記事も参考にしてみてください。

スポンサーリンク

About meこの記事を書いた人

はるみです
女性-1-gif

ブログ好きな40代主婦です。
2020年1月1日にWordPressを始め、
Cocoonをスキンなしでカスタマイズ。

  • ドメインパワー : 40
  • 2023年より有料記事公開
    累計520件(月間約20件)のご購入実績
    (2025年11月現在)
  • カスタマイズを丁寧にサポート

パーマリンクとは

パーマリンクとは、ブログ記事や固定ページごとに割り当てられるURL(ページの住所)のことです。

たとえば、次のようなURLを指します。

https://example.com/sample-post

WordPressでは、記事作成時にこのURL構造をあらかじめ設定できます。

パーマリンクの種類

WordPressで選べる代表的な構造は以下のとおりです。

  • ?p=123(内容がわからず非推奨)
  • /2025/06/03/sample-post/(日付+投稿名)
  • /archives/123(非推奨)
  • /sample-post/(投稿名・推奨)
  • /%category%/%postname%/(カスタム構造)

特別な理由がなければ「投稿名」を選ぶのが最も安全です。

▼ 理由

  • URLが短く、内容が伝わりやすい
  • 構造が変わりにくく、長期運用向き
  • SEO・管理のバランスがよい
パーマリンク変更

なぜ「投稿名」パーマリンクがおすすめなのか

  • 日付パーマリンクのデメリット
    • URLに古い日付が残り「情報が古そう」に見える
    • リライトしてもURLだけは更新できない
    • 記事価値が日付に縛られる
  • カテゴリ付きパーマリンクのデメリット
    • カテゴリ変更=URL変更になる
    • 階層が深くなりがち
    • 内部構造が複雑になり管理しにくい

長期運用ブログでは、投稿名が最もトラブルが少ない構造です。

スポンサーリンク

パーマリンクを変更する前に必ず知っておくこと

なぜ一度決めたら変えない方がよいのか

  • GoogleはURLを「別ページ」として評価する
  • 外部サイトからのリンクは自動では引き継がれない
  • SNSで拡散されたURLも無効になる

これらの影響を最小限に抑えるために重要なのが、301リダイレクトの設定と内部リンクの修正 です。

変更で発生するリスクと対処方針

最低限、次の作業は必ず行います。

  • 作業前にバックアップを取る
  • 変更手順を事前に決めてから作業する

以降の手順では、この点を前提に解説しています。

スポンサーリンク

パーマリンクを途中で変更する場合は、必ず次の3ステップを順番に行います。

  1. WordPressでパーマリンクを変更
  2. 301リダイレクト(転送)を設定
  3. 内部リンクURLを置換
スポンサーリンク

WordPressでパーマリンクを変更

WordPress管理画面の「設定」→「パーマリンク設定」を開き、構造を「日付と投稿名」→「投稿名」に変更します。

  • 変更前:https://sample.com/yyyy/mm/dd/post-name/
  • 変更後:https://sample.com/post-name/

※ この時点では旧URLは無効になっています。

必ず次の「301リダイレクト設定」を行ってください。

スポンサーリンク

301リダイレクト(転送)を設定する【重要】

パーマリンク変更後、そのままにすると旧URLは404エラーになります。

これを防ぐために、旧URL → 新URLへ自動転送する「301リダイレクト」 を設定します。

リダイレクトは301一択
  • 301:恒久的な転送(SEO評価を引き継ぐ)
  • 302:一時的転送(使用しません)

リダイレクトの方法は2通り。

方法① プラグインを使う

例:「Redirection」

  • 簡単
  • プラグインを常時有効にする必要あり

方法② .htaccessを使う(推奨)

  • プラグイン不要
  • ファイル編集が必要

リダイレクトコードを取得

Yoast公式のリダイレクト生成ツールを使うと、コードを自動生成できます。

入力するのは次の3つだけです。

  • サイトURL
  • サブディレクトリ名(該当する場合)
  • 旧パーマリンク構造(日付と投稿名)

リダイレクト生成 をクリックすると自動的にリダイレクトコードが生成されます。

\出力されるコード例/
RedirectMatch 301 ^/([0-9]{4})/([0-9]{2})/([0-9]{2})/(?!page/)(.+)$ https://turicco.com/$4

エックスサーバーでの.htaccess編集方法

記述場所の違いに注意
  • ルートドメイン/サブディレクトリ
     → サーバーパネル
  • サブドメイン
     → ファイルマネージャー

※ .htaccessは重要なファイルです。
既存コードは削除せず、先頭に追記してください。

  • ルートドメイン、サブディレクトリ
  • サブドメイン
ルートドメイン、サブディレクトリ
  • Step1
    サーバーパネルにログイン
  • Step2
    ホームぺージ:.htaccess編集をクリック
  • Step3
    ドメインを選択し、.htaccess編集タブを開きます
  • Step4
    リダイレクトコードを入力
サブドメイン
  • Step1
    ファイル管理にログイン
  • Step2
    サブドメインの.htaccess編集画面を開く
    1. 「ドメイン」
    2. 「public_html」
    3. 設定したい「サブドメイン」
    4. 「.htaccess」→「編集」をクリック(上部メニュー)
  • Step3
    .htaccessを記述する

    コードを貼り付けて「更新」をクリック。

301リダイレクトの動作確認

旧URLにアクセスし、新しいURLへ自動転送されることを確認します。

内部リンクURLを置換する(Search Regex)

最後に、記事内に残っている旧URLを新URLに置き換えます。

ブログカードは表示されていても、旧URLのままだと画像やタイトルが取得できない場合があります。

置換設定例
  1. 右側の記号∧をクリックし「正規表現」にチェックを入れる
  2. 検索:sample.com/[0-9]{4}/[0-9]{2}/[0-9]{2}
  3. 置換:sample.com
  4. 確認して 検索 をクリック

ドメインは自分のサイトに置き換えてください。

古いスラッグの削除(任意)

図解|パーマリンク変更

パーマリンク変更後、DBに残った古いスラッグは「Slugs Manager」で削除できます。

  1. 「Slugs Manager」を追加
  2. 「WPfactory」→「Slugs Manager」
  3. 「選択した古いスラッグ」「すべての古いスラッグ」どちらかをクリック

古いスラッグの削除は必須作業ではありません。

301リダイレクトが正しく機能していれば、SEOやアクセスへの影響はありません。あくまで管理面をすっきりさせたい場合の「任意作業」として扱うのがおすすめです。

使用後はSearch Regex / Slugs Managerともに無効化・削除してOK。

まとめ

WordPressのパーマリンクは、途中からでも「投稿名」に変更できます。ただし、安全に移行するには正しい順番が重要です。

最低限やることは次の3つだけ。

  • パーマリンク構造を「投稿名」に変更
  • 旧URL → 新URLへ 301リダイレクトを設定
  • 記事内の内部リンクURLを置換して確認

この3点を押さえれば、アクセス減少やSEO評価の低下、リンク切れはほぼ防げます。

逆に、どれか一つでも省くと失敗する可能性が高くなります。「とりあえず変更」は避けましょう。

パーマリンク変更は私自身がサブドメイン、サブディレクトリと少し手順が違い戸惑うこともあったので、同じように悩んでいる方の参考になれば幸いです。

Comment 記事の感想を書き込んでいただけると幸いです

タイトルとURLをコピーしました