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CSS・PHP・JavaScriptのバックアップ方法まとめ|WordPressカスタマイズ前に必須!

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WordPressを使っていると、デザインを整えるために CSS、機能を追加するために PHPJavaScript を編集する場面があります。

ただし、直接コードを編集するとサイトが真っ白になる・エラーで動かなくなるといったリスクが大きいのも事実。

そんなときに安心なのが「バックアップ」です。

この記事では、初心者でもできるバックアップ方法から、中級者以上におすすめの方法までわかりやすく解説します。

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About meこの記事を書いた人

はるみです
吹き出し/女性

ブログ好きな40代主婦です。
2020年1月1日にWordPressを始め、
Cocoonをスキンなしでカスタマイズ。

  • ドメインパワー : 40
  • 2023年より有料記事公開
    累計500件(月間約20件)のご購入実績
    (2025年9月現在)
  • カスタマイズを丁寧にサポート

WordPressでコード編集するときにバックアップが必須な理由

WordPressをいじっていると、ちょっとしたコード修正をしたくなることってよくありますよね。

  • 「この余白をもう少し狭くしたいな」
  • 「ボタンの色を変えてみたい」
  • 「便利そうなコードをコピペして追加してみよう!」

でも、ここで油断すると大変なことになることも…。

たとえば、

  • CSS を1行変えただけでレイアウトが崩れる
  • PHP を少しミスっただけで画面が真っ白、ログインすらできない
  • JavaScript を入れたら動きが変、他の機能とケンカして止まってしまう

なんてことは本当によくあるあるです。

しかも怖いのは、「ほんの一文字の間違い」でこうしたトラブルが起きること。

バックアップを取っていないと、

  • どこが原因なのかわからず大混乱
  • 下手すると復旧できずに、最悪ゼロから作り直し…

なんて絶望コースに。

バックアップは“お守り”みたいなもの

事前にファイルやコードをコピーしておけば、トラブルが起きてもすぐに元の状態に戻せます。つまりバックアップは、安心してカスタマイズに挑戦するためのお守り

「失敗したら戻せばいいや」と思えるだけで、コード編集のストレスが大幅に減りますよ。

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WordPressバックアップの方法|初心者〜中級者向けまで解説

図解|バックアップ
方法難易度特徴おすすめの人
コードをコピーして保存★☆☆シンプル・手軽初心者
FTPでファイルごと保存★★☆確実で応用が効く中級者
バックアップ用プラグイン★☆☆自動保存・多機能手軽さ重視
サーバーの自動バックアップ★☆☆サイト丸ごと復元可安全重視

方法①:テキストエディタで手動バックアップ(初心者向け)

イメージ画像|バックアップ(メモ帳)

最も簡単なバックアップ方法。CSSなど簡単なコードのカスタマイズを安全に試したい人に最適です。

  • 所要時間:約5分
  • 必要なツール:テキストエディタ(メモ帳、VS Codeなど)

手順

  1. 編集予定のコードを全てコピー
    → WordPressの「外観」>「カスタマイズ」>「style.css」などから取得
  2. テキストエディタ(例:メモ帳)に貼り付け
  3. 任意のファイル名を付けて保存(例:style_2025-09-04.txt)
  4. 復元時は保存したコードをコピペして上書き。

メリット

  • 専用ソフト不要で手軽
  • 数十行程度のカスタマイズにおすすめ
  • 編集履歴としても使える

注意点

  • Windowsの「メモ帳」で保存する場合は、文字コードをUTF-8で保存(文字化け防止)
  • 大規模なカスタマイズには不向き。
CSSバックアップ/メモ帳の形式

方法②:FTPソフトでファイルバックアップ(中級者向け)

バックアップ|FTPソフト

サーバー上のファイルを直接ダウンロード。テーマ全体や複数ファイルの管理に最適です。

  • 所要時間:10-20分
  • 必要なツール:FileZilla、WinSCP、Cyberduckなど

FTPソフトの準備

FTP(File Transfer Protocol)は、PCとWebサーバー間でファイルをやり取りする仕組み。専用ソフトを使うとサーバー上のWordPressファイルにアクセスできます。

  • おすすめソフト
    • FileZilla(無料・多機能)
    • WinSCP(Windowsユーザーに人気)
    • Cyberduck(Macユーザー向け)
  • Windowsなら → FileZilla or WinSCP
    • 転送スピードや情報量を重視するなら FileZilla、シンプル操作なら WinSCP。
  • Macなら → FileZilla or Cyberduck
    • 汎用性やスピードを重視するなら FileZilla、MacらしいUIやクラウド連携を重視するなら Cyberduck。

大きな機能差はなく、どれを選んでも 基本的な「アップロード・ダウンロード・同期」には困りません。好みのUIや、OSに合わせて選べばOKです。

スクリーンショット:FileZillaの接続画面

バックアップ|file-zilla

バックアップ手順

  1. FTPソフトでサーバーに接続
    →ホスト名・ユーザー名・パスワードは契約サーバーから確認します。
  2. 子テーマのディレクトリに移動
    例:public_html/wp-content/themes/child-master/
  3. 対象ファイルをPCにダウンロード。
    該当ファイルを サーバー側(右)→ 自分のPC側(左) へドラッグ&ドロップでダウンロード

復元手順

  • 復元時はファイル名を元に戻し、サーバーにアップロード。
    PC側からサーバー側へドラッグ&ドロップでアップロードし、バックアップファイルを上書きします。

メリット

  • ファイル単位で正確にバックアップできる
  • 他のテーマファイルも一括で保存・管理可能
  • 大規模カスタマイズや複数ファイル編集に向いている

注意点

  • FTPソフトの設定(ホスト名/ユーザー名/パスワード)を把握しておく必要あり
  • サーバーによってはSFTP(より安全な接続方法)推奨

FTPソフトの意味が理解できない、または面倒くさいと感じる方は、コードを編集するカスタマイズには手を出さない方が賢明です(※特にPHPはエラーが起こると手に負えなくなる可能性があります)

数分で復旧できる心強さ、私自身もこの方法で何度もピンチを乗り切っています。

方法③:WordPressのバックアップ用プラグインを使う(手軽&多機能)

イメージ画像|バックアップ(プラグイン)

サイト全体を保存したい場合に最適。自動化で手間を省けます。

  • 所要時間:10-30分
  • 必要なツール:BackWPup、All-in-One WP Migration、UpdraftPlus

おすすめプラグイン

  • BackWPup:自動スケジュール
  • All-in-One WP Migration:シンプルな操作で初心者向け
  • UpdraftPlus:クラウド保存対応

メリット

  • サイト全体(データベース含む)を保存
  • 自動バックアップできる
  • 復元が簡単

注意点

  • プラグインの相性によっては不具合が生じることがある
  • サイト速度やメモリ負荷に影響する場合がある

方法④:レンタルサーバーの自動バックアップ(安全・簡単)

イメージ画像|バックアップ(レンタルサーバー)

サーバーの機能でサイト全体を自動保存。初心者にもおすすめの最強の方法。

  • 所要時間:5-10分
  • 必要なツール:サーバー管理画面

主なサーバーの例

エックスサーバーの自動バックアップ機能(例)

  • サーバー領域(HTML・CSS・画像など) → 直近14日分を自動保存
  • MySQLデータベース(投稿内容・設定・コメントなど) → 同じく14日分保存
  • 復元は 管理画面からワンクリックで完了
  • 復元無料&簡単で、初心者にもおすすめ

主な手順

  1. サーバー管理画面で「バックアップ」を選択
  2. 復元したい日付を選択し、ワンクリックで復元

スクリーンショット:エックスサーバーのバックアップ画面

エックスサーバー|バックアップ画面
エックスサーバー|バックアップ画面

体験談

過去にプラグインの不具合、コード編集ミスのため、サイトが真っ白になったことが何度もあります。

  • サイトが表示されない
  • 管理画面にも入れない
  • 致命的なエラーのメール通知

サイト運営のピンチで冷や汗が…!!!

でもエックスサーバーの自動バックアップ機能を使って簡単に復旧できました。

それ以来、プラグインによるバックアップは使わずエックスサーバーで一括管理しています。「自動で、無料で、簡単に」復元できるので初心者の方にも安心。

WordPress運用においてバックアップはトラブル回避の命綱。使用中のサーバーでバックアップ機能があるか・復元方法は簡単か?をぜひ一度チェックしておきましょう。

ブログを始めるなら国内シェアNo.1のエックスサーバー

  • WordPress簡単インストール
  • 他社サーバーからラクラク移行
  • クリックするだけの無料独自SSL
  • 自動バックアップは復元も簡単!
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まとめ|自分に合ったWordPressバックアップ方法を選ぼう

カスタマイズ前のバックアップは「やっておいてよかった」と思える保険のような存在。万一のときに備えて、以下のように自分に合った方法を選びましょう。

私自身は、日々のちょっとしたCSS調整では「①手動バックアップ」、大きな編集や更新時には「②FTPで直接保存」、そしてトラブル時の最終保険として「エックスサーバーの自動バックアップ」を活用しています。

手動・自動を組み合わせることで、万全のバックアップ体制が整います。

「うっかり上書きしてしまった…」「テーマが壊れて元に戻せない…」そんな後悔をしないためにも、カスタマイズの前には必ずバックアップを!

一度設定しておけば、次回からの作業も安心して行えます。

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